FESN(far east skate network)で映し出されるスケート映像。
そのバックグラウンドでシーンに彩りを与える音楽。
それは監督の森田自身が音楽現場で直に聞き探し集められた音楽達。
Tha Blue Herbを筆頭にDj Baku等、新時代を築くニュータイプアーティスト達の音源を自身の作品に起用。
今回の「overground broadcasting」制作では、海外の多くの土地を自ら歩き、またそこで逢った多くのアーティストらとの楽曲も収録。
まさにワールドミュージックな広がりを見せる。
前作までの日本のインディペンデントアーティストらの参加も当然ながら、海外在住のミュージシャンとの交流が更なる音楽性を広げる結果となった。
ヒップホップ、ブレイクビーツ、ハウス、テクノ、ジャズ、ダブ、レゲエ、デスメタル、懐メロ風アニメ主題歌のような音楽、サウンドエフェクト等、枠組みなど一切無視。
完全なるサウンドトラック。
聴覚で視覚を刺激する。聴覚から脳細胞に映像放射。
DVDを見てない人も聞けば何かが思い浮かぶ。
新しい刺激物。この作品を機に生まれたバンド「OPSB」をはじめとしたスケーターの作る楽曲達。
完全オリジナルなスケーターの発想がまた新たなスケートへの可能性を押し広げる。