ARTIST : Yoshiharu Yoshida
TITLE : COME TO LIFE
LABEL : RIDE GROOVE
2007年の結成から10年を迎えた2017年2月28日、スケート・シーンとアンダーグラウンド・ダンスミュージック・シーンをコネクトするスリー・ピース・バ ンドとして精力的に展開されたOPSBの活動にピリオドを打った、アーティスト/ミュージシャン/DJ/スケートボーダー=Yoshiharu Yoshidaが新章の始まりを告げるソロ作品となるEP/CD『COME TO LIFE 』を完成させ、リリース!!
本作『COME TO LIFE』 は、 ジャズ、ブラジル、ハワイアン、アンビエント、クラシック、ジャズコーラス、メロー・バレアリック・サウンド等、その幅広いセレクションを奥深いリ スニング性を携えた作品へと昇華させた彼の名Mix CD『Just Relax』ともシンクロするサウンドを、フルートをはじめとする楽器演奏、プロダクションによって作り上げたオリジナル作品となっており、ダンスミュージック・アプローチを軸にしたOPSBとはまた一味違う味わい深く、広がりのある暖かな音楽世界が展開された1枚になっている。
緩やかなパーカッションによる穏やかな幕開けを飾る「Spring Birds」から、温かな音がせめぎあうスピリチュアル〜アンビエンスな「Breath Of Nature」、自らのフルート・プレイとピアノが織り成すジャズ・アンビエンスな「Come To Life」、そして"Whistle Song"を思わせる様な暖かなアフターアワーズなコズミック・フュージョン世界を広げるブレイクビーツ「Flap Wings」が鮮やかに彩り、かつてのEno x Robert Wyattを思い起こさせる様なオーガニック・アンビエント「Like A Cloud」で幕を閉じる。
の新たな音の旅の始まりを告げる1枚がここに完成!
吉田良晴本人による楽曲解説-
1.「Spring Birds」& 4.「Flap Wings」 この曲は2016年の春に制作したもので、外の風がようやく暖かく感じてきた気持ち良い時期で、友人達 とスケートボードを滑りに外に出たのですが、温度的にシャツがちょうどいい季節でして風を受けながら滑っている友人のシャツが風でなびい て、それが鳥のように感じて、春の訪れを喜んで飛びまわる鳥達と街で滑る自分達がイメージの中でシンクロして、そのインスピレーションか らつくりました。
2.「Breath Of Nature」 & 5.「Like A Cloud」 僕はフルートを演奏する為、「息=音」という意識を持っています。息の コントロールを保つには呼吸を意識することにありまして、そういった観点から就寝前後に気まぐれにヨガをやります。ヨガと言ってもスタジ オで習ったわけでなく、本やYouTube、 アプリなどから独学で自分のやりやすいように解釈した「にわかヨガ」ですが、これがとても気持ち良く、心身共にリラックスします。そのヨ ガを精神的に深くやるには環境や音も左右されると考えられますが東京では中々自然のあふれる神秘的な所でやるのは至難ですから、音楽が助 けになります。そこで「自然」や「精神」とリンクできる様な音楽を自分でつくってみたわけです。曲をループして「にわかヨガ」を実践して います。
3.「Come To Life」 EPのタイトルにもなった曲ですが、これは今年2月末に制作した一番新 しい曲です。ある闘病中の方に捧げる曲として制作。どうか回復してほしい、という願いを込めてつくりました。